国立能楽堂では、宝生流とタッグを組んだ復曲能「空蝉」「雷電」「武文」の3公演と宝生流が保持する名作能面を一挙公開する特別展「宝生宗家展」を、11月より開催する。期間は来年3月まで。
11月の企画公演では、〈特集・源氏物語〉と題して復曲能「空蝉」を、2月企画公演では、〈月間特集・絵巻物と能〉として復曲能「雷電」を上演。3月特別企画公演では、1987年に国立能楽堂が復曲初演した能「武文」を、1989年の再演以来35年ぶりに台本・演出を再検討した新版として上演する。
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資料展示室では、復曲能の公演期間に合わせて「宝生宗家展」を開催。本格的な宝生流の展覧会は本邦初となる。
これまで門外不出だった名作能面の数々、重要文化財・重要美術品を含む約170面と厳選された能装束・文献が3期に分かれて順次公開される。
期 間 11月23日(土・祝)~2025年3月29日(土)11:00〜17:00
会 場 国立能楽堂1階展示資料室
※展示替により3期に分けて展示
入場料 無料
休室日 月曜日は閉室(祝日の場合は翌日閉室)、年末年始ほか
主 催 独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
協 力 公益社団法人宝生会、野上記念法政大学能楽研究所