日本科学未来館とa.schoolはこのほど、同館の展示をいかした探究学習プログラム・パッケージを共同開発。同館のWebサイトで一般公開している。
中学・高校「総合的な学習/探究の時間」で同館を活用するための教材。同館の展示見学と学校での準備やまとめをあわせた計6コマ分の授業を提案するパッケージ。本パッケージは、学校教育における科学館・博物館(美術館等各種展示施設を含む)の活用シーン拡大を提案していること、教員が困難を感じやすい「課題設定」パートを具体的な方法論をもって支援していることの2点が特長となっている。
施設を訪れる前後の校内学習で探究学習のいろはを学び、一人ひとりの発見をそれぞれの課題設定に落とし込むため、生徒が主体的に目的意識をもって施設を探索することができる。
未来館を探究学習に活用するための総合ガイドブック(教員用)、授業スライド、生徒向けワークシート、授業運営マニュアルをパッケージ化。各学校の実状にあわせてアレンジを加える余地もあり、教員が主体的に実施できる。
探究学習の専門家である市川力氏(一般社団法人みつかる+わかる代表理事)、奈須正裕氏(上智大学総合人間科学部教授)が監修を務めた。
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