武蔵野大学は9月9日、副専攻（AI活用エキスパートコース）（以下、AI副専攻）２期生の成果発表会と修了式を同学有明キャンパスにおいて実施した。
AI副専攻は、これからのAI時代に求められる人材育成のために2021年度から開設した科目で、所属する学部学科の学び（主専攻）と並行して、AIを活用するための知識とスキルを学ぶことができる制度。データサイエンス学部の所属教員たちによって設計された全18科目で構成される。本コースは文部科学省「データサイエンス・AI教育プログラム認定制度（応用基礎レベル）」に認定されている。
今回、全科目の履修を終えた２期生の学生75人が成果発表を行い、同日に修了式も開催された。
AI副専攻の履修生はゼミや卒業研究が本格化する３学期の前期までに、コースの総仕上げとして各自が考案したAI活用テーマを教員の指導の下で追究し、成果物を組み立てる人工知能実践プロジェクトに取り組んだ。成果発表会では、「消費者の求める情報に合わせてパーソナライズされたECサイトの構築」「AIは心理カウンセラーの代わりに働くことが出来るか」など、主専攻の専門性にAI活用力が発揮された様々なテーマの発表が行われた。
