福岡県飯塚市は、全公立中学10校(生徒数約3,200人)の指導教材としてプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」を採用した。8月26日、提供元のライフイズテックが発表した。
福岡県飯塚市では、ICTの効果的な活用、子供たちのICT活用能力の育成を推進しており、小中学校9年間を通した「プログラミング教育モデルカリキュラム」策定等、プログラミング教育の充実に力を入れている。同教材は、学校間格差のない環境下で、生徒一人ひとりのペースで学習を進められ、中学校から高校への段階的なレベルアップの実現とICT活用能力の育成に寄与しうることから、採用に至ったという。
また、飯塚市とライフイズテックはこれまで、経済産業省「未来の教室」実証事業において中高生が地域の課題をITで解決する学びのプロジェクト「Creative Hack for Local in 飯塚市」を2019年に開催するなど、デジタルイノベータ育成の取組みも推進してきた。本教材の導入は、公教育におけるデジタルイノベータ育成の基盤としても期待が寄せられている。