大阪電気通信大学は8月20日、2026年4月に総合情報学部デジタルゲーム学科を刷新し、新たな学科を開設する構想を進めていることを発表した。
デジタルゲーム学科と同学部ゲーム&メディア学科を再編し、新たに「ゲーム・社会デザイン専攻」を加えた「デジタルゲーム専攻」「ゲーム&メディア専攻」の3専攻を設置。専攻間での柔軟な科目履修やゼミ選択ができる多様性と、各専攻の領域を深化・探求できる専門性を融合した学びの環境を構築する。
同学科では、メタバースを始めとしたサイバー空間技術とモーションキャプチャーなどを活用したフィジカル空間技術を融合させた学習環境を整備する。これにより、ゲームエンジンも使用したリアルタイムレンダリング技術および高度なシステムと専用ソフトによるデジタルキャラクターのモーション生成や編集技術などを学ぶことができるとしている。さらに、ゲーム業界やアート分野、ゲーム研究分野で活躍する教員による実践的な学びや東京ゲームショウへの出展など、課外活動の場も提供する。
キャンパスは、同学四條畷キャンパスに設置、募集定員は275人を予定している。