サカワはこのほど、電子黒板やプロジェクター導入後の課題についての調査レポートを公表した。
レポートは、今年5月8日~10日に開催された「第15回EDIX(教育総合展)東京」で、同社ブースへの来場者を対象に、電子黒板・プロジェクター等の提示装置や教育ICT機器等について実施したヒアリング調査の結果をまとめたもの。300人(教育委員会45人、国公立学校38人、私立学校146人、塾・予備校18人、企業16人、学校向け販売店34人、企業向け販売店3人)から回答を得た。
調査対象者に、電子黒板に関する課題を尋ねたところ、「教室が狭いので置く場所に困っている」「ディスプレイサイズが小さい」といった教室環境や視認性に関するものが7割以上を占めた。
具体的な声は以下のとおり。実際に授業をする教室で電子黒板を使ってみると、教室の環境に適していない、授業のスタイルに合っていない、といった課題を感じる教員もいるようだ。
レポートでは、①電子黒板(ディスプレイ型、モニター型の提示装置)②プロジェクター(電子黒板機能付きもそうでないものも含む)③スクリーン(電動・手動両方含む)④黒板・ホワイトボード(映写対応もそうでないものも含む)の4つのカテゴリーに分けてリアルな悩みや具体的な声、課題に対する解決策を紹介している。
「導入前に知っておきたかった 」と言うような、電子黒板・プロジェクター等を導入した後のつまずきポイント、課題が具体的にわかり、学校のICT機器担当者にとって、機器導入・買い替えを検討する際の参考になる内容となっている。レポートは、専用フォームから申し込むと無料でダウンロードできる。
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