ゼッタリンクスは、児童生徒が主体的に取り組む学習の状況を見守りながら指導・支援に繋げる学習モニタリングツール「Suiteモニター」を8月26日に発売する。
個別学習と協働学習を同時並行的に行う授業では、学習の支援者である教員の見守り・見取りが重要だが、実際には、教員一人でクラス全員の学習状況を正確に把握するのは難しい面がある。そこで同社では、児童生徒の操作画面を先生が一元的に見守るためのモニタリングに特化した学習モニタリングツールを開発した。
これまでの授業支援システムのモニタリング機能との大きな違いは、児童生徒の操作画面の変化を検知(スクリーンモーション検知)することができ、それに合わせてモニタリング画面の並べ替えやアラート表示が行える点となっている。
スクリーンモーション検知により画面変化率が大きいところだけを複数記録して、授業終了後にタイムラプス動画として再生することができる。学習活動の振り返りに活用したり、授業中に見守ることができなかった児童生徒の学習状況を効果的に把握したりすることが可能。また、個別学習の際に学習と関係のない画面を開いていないかどうかを確認する場面でも活用できる。
教員のモニタリング画面上にある児童生徒の操作画面をスクリーンショットし、全員分を一括で保存(PNG画像)することができる。さらに画像を Google スプレッドシートに展開して一覧表を作成する[アルバム機能]を使って、学習記録や振り返りの授業レポートを容易に作成することが可能。
ルームを作成するとルームコードが発行され Google Classroom や Microsoft Teams、メールなどで招待リンクを送信できるようになる。学校現場でよく利用されている Google Classroom と連携しているので、共有するクラスを選んですぐにモニタリングを利用した授業をスタートできる。
クラウド上で動作するため端末にインストールは不要。すべての操作がタッチで行えるため、端末を手持ちしながらでも操作できる。