日本テトラパックは8月21日、小学6年生理科に対応した教材「地球環境のためにできること〜ある牛乳パックのひみつ〜」が文部科学省の学校教育教材として選定されたと発表した。同社が制作した教材は、動画教材(DVD)、児童用冊子、教師用手引書がセットになっており、希望する全国の小学校700校に順次無償で提供される。申込受付は9月2日より。
本教材では、子供たちにとって自分事として捉えることが難しい「地球温暖化」の原因や影響をわかりやすく解説するとともに、同社の取り組み事例として、学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック)が地球環境を守る「ひみつ」を紹介する。子供たちにとって身近な給食の牛乳パックを題材とすることで、地球環境を守るために、日常生活の中で自分自身がどのような行動ができるかを考えるきっかけを提供する。また、SDGs目標「12.つくる責任、つかう責任」などにも関連付けて学びを深めることができる。
学校給食の牛乳パックに隠された「地球環境を守るためのひみつ」について、「テアリー」というキャラクターと一緒に探っていくストーリー。(約12分)
たくさんの生き物が関わり合いながら生きている地球。今まで学習した内容を振り返りながら、「地球環境を守る取り組み」について問題提起を行う。
地球温暖化の原因の説明や、地球温暖化が進むと自然や生物にとってどのような影響が出てくるのかを説明。
学校給食の牛乳パックを事例に、化石燃料を減らして二酸化炭素の排出量を抑える取り組みを、インタビューを交えながら紹介。日本テトラパックの御殿場工場で学校給食の牛乳パックが製造されている様子も見ることができる。
地球環境を守るためにはリサイクルも大切であることや、自分にできることから行動することでよりよい未来をつくるきっかけになることを伝え、日常生活の中でできる行動を促す。
下記3点をセットにして送付(教材費・発送費無料)
▶︎動画教材(DVD)の内容はこちらでも視聴可能。
<注意事項>
本教材は、植物由来ポリエチレンを使用したテトラパック製の学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック)を題材としている。小学校に提供されている牛乳パックが本容器に該当するかどうか不明な場合は、下記問い合わせ先に連絡を。
(株)放送映画製作所内「理科教材事務局」
Tel:03‐5544‐9455/Fax:03-6225-2283
e-mail:edu@hosoeiga.com
FAXまたはメールにて下記必要事項を記入の上申し込む。
学校名、担当者名(先生名)、児童用冊子の必要部数、送付先住所、電話番号、FAX、メールアドレス(任意)
9月2日(月)~10月31日(木)
※先着順となり定数に達した時点で終了