大阪国際工科専門職大学(IPUT OSAKA)ではこのほど、学生のプロジェクトチームが、高校生のためのAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発。同学WEBサイトにおいて9/15まで一般公開している。
「Chat-IPUT」は、高校生の大学選びに役立ててもらうため、同学の学びで気になることや知りたいことに、在学生役のAIが自動応答するチャットボット。
情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志のメンバーが、昨年秋よりプロジェクトをスタートし、大学での学びを活用して約半年で開発した。生成AIを活用したシステム開発から、データセット、ユーザーインターフェース(UI)設計、チャットボット画面のデザインまですべてを手掛けている。
学生メンバーは自分たちが入学前に知りたかった情報を高校生に伝えるためにオリジナルで開発。利用者が先輩である在学生に気軽に質問・相談できるよう、回答にも工夫を凝らし、キャンパスライフがイメージしやすくなるプログラムになっている。
今回の開発は、AIやIoT、CGを実践的に学ぶ学生たちのアウトプットおよびスキル向上も目的の一環で、チーム開発スキル(開発環境構築、GitHub・Git・Docker 活用等)、Webサイト制作スキル(GUI デザインスキル等)、自然言語処理モデル構築スキルなどの向上につながったという。