東京学芸大学は、教員・教育支援職人材不足に対応する、社会人向け「教員・教育支援人材育成リカレント事業」の受講生を8月30日まで募集している。
本事業は、同学と、通信教育部で教員採用実績のある神戸親和大、教職免許非取得者を学校現場に送り出す就職支援を行うTeach For Japanの協働によるリカレント教育プログラム。現代的な教育課題について様々な背景を持つ受講生とともに学び合う講義や、小中学校での実習を取り入れた実践的な内容となっている。
プログラム修了生は、神戸親和大学通信教育部への入学金等が免除され、本プログラムの一部科目を教員免許(幼稚園・小学校)取得のために必要な単位として読み替えることができる。また、臨時免許・特別免許(教員免許)の交付による学校教員入職や多様なキャリアを生かした教育・教育支援分野での新たな雇用創出を支援する。
145時間(実習を含む)
講義・実習 9月下旬~2025年1月+転職・就職支援
「教育・教育支援基礎」「子どもと家庭・学校・地域」「子どもの心身と発達」「ダイバシティと教育課題」により基礎的な公教育および教育支援に関する知識を習得するとともに、受講生間の対話やグループ討議を通じて、職務の多様さと使命についても理解を深める。
「学習支援実習」「教育改革実習」を通して、教育における先端技術の活用や制度、既習の知識・技能の実践的活用の仕方等を身につける。現場教員との協働や児童・生徒との具体的なふれあいを通じて、職能アイデンティティの形成と教育の本質を省察する力を習得する。
キャリアコンサルタントによる講義「キャリア形成」により、プログラム修了後の自身のキャリアを見据え、自分らしく働くためのキャリア形成を具現化する。また、社会的・職業的自立に向け、社会人基礎力などを身に付けるとともに社会環境への理解を深める。
「総合演習」では、受講生自身の経験やスキルを生かした教材や授業開発、探究的学習を行い、その成果を共有する。
50人
50,000円(受講時にかかる実習参加のための交通費、通信費等は別途自己負担)
8月30日(金)23:59(予定)
◆プログラムの概要・申込方法はこちらで確認できる