新学習指導要領に基づく教科書が、全国の小学校で2020年から使われているが、教科書の構成や編集の仕方といった“つくり”は前回(2008年)の学習指導要領の改訂以降、それまでとは大きく変わってきている。
前回の改訂では、「ゆとり教育」に対して「確かな学力」が叫ばれ、主体的に自学自習が出来る教科書に変化し、今回の学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」といった授業改善の観点が盛り込まれ、教科書紙面ではキャラクターがしゃべる様子が吹き出しのついたイラストで示されていたり、グループでの活動場面が記されるようになった。
本冊子では、このような教科書の変化などを踏まえ、教科別に教科書のより効果的な使い方を具体的に、わかりやすく示している。
はじめに 等
国語の教科書の使い方
社会の教科書の使い方
算数の教科書の使い方
理科の教科書の使い方
外国語(英語)の教科書の使い方
道徳の教科書の使い方
教科等横断的な学習のための教科書の使い方資料
委員名簿
小学校教科書発行者一覧
『“新しい”教科書の使い方―よりよい授業づくりのために』(小学校編)