NTT ExCパートナーは8月7日、クラウド型eラーニングプラットフォーム「アプリでにほんご-がっこうにいこう-」を、教育委員会や学校、日本語学習支援を行う営利を目的としない法人向けに無料で提供すると発表した。
本アプリは、大阪教育大学との共同開発。「外国にルーツを持ち、日本語を学び始めたばかり(サバイバル期)の子供の日本語習得」という課題に対応すべく、教材準備から学習指導、学習状況の把握、評価まで一括して行える仕組みとして開発した。昨年のトライアル実証を経て今回の提供開始に至った。サバイバル期の子供の日本語習得を支援する教職員の負担を軽減し、高い品質の指導を可能にする。
本アプリは、日本語を教える先生が、子供と対話しながら、日常的に使う言葉や表現を指導できる。来日して間もない子供が安心・安全に学校生活を送るために必要な日本語を身につけるだけでなく、学習を通じて積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度も育む。本アプリに加え、大阪教育大学の日本語研究者が開発した指導案や評価資料も併せて提供する予定。
アプリの詳細、申込み方法などの詳細については以下の特設ページで確認できる。