公財・日本数学検定協会は7月31日、2023年度に「数検」を受検し優秀な成績を収めた個人・団体を表彰する、第32回実用数学技能検定「数検」グランプリ表彰式典を、東京・千代田区の学士会館で開催した。表彰式では文部科学大臣賞と「数検」グランプリ会長賞の授与が行われた。
「文部科学大臣賞」個人賞を受賞されたみなさん
個人賞では、「文部科学大臣賞」7人、「会長賞」7人、「金賞」19人、「生涯学習功労賞」79人が受賞した。受賞者の最年少は8歳、最年長は78歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習の一環としても幅広く数検が活用されていることがうかがえる。
また、「文部科学大臣賞」の受賞者は、7人中6人が小中学生で、若年層が数検合格を目標に自発的な学習で高い数学力を身につけ、優秀な成績を収めていることがわかった。
団体賞には、「高等教育」「高等学校」「中学校」「小学校」「公教育団体」「一般団体」の6部門があり、「文部科学大臣賞」は、そのうち6部門6団体に贈られた。「金賞」は6部門18団体が受賞した。
