YE DIGITALが提供する学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC(NetSHAKER)」は、7月にキャッシュ機能(通信を一時的に保管する機能)を強化し、新たに「Windows 更新プログラム」にも対応した。
通信負荷の大きな「Windows 更新プログラム」キャッシュ対応により、教育現場の通信負荷を軽減し、安定した通信回線環境を実現できる。
「Windows 更新プログラム」は、毎月の定期的な更新や随時リリースされる重要な更新により、多くの時間を要するダウンロードとインストールが必要だ。このため、ネットワーク帯域幅が一時的に大量に消費され、他のインターネット活動が遅くなることがある。特に多くの端末を使用する学校などの環境では、大きな影響を与えることがある。
学校へのインターネット関連機器導入は夏休み期間中に行われることが多いため、その時期に向けて「NetSHAKER」のキャッシュ機能を一層強化。夏休み明けから安定した回線環境のもとで授業を進められるようになる。
「Windows 更新プログラム」のキャッシュ対応イメージ
今回のキャッシュ機能強化は、文部科学省が推奨する「学校規模ごとの帯域の目安」に届いていない学校のインターネット回線に対して、帯域の有効活用を支援するものとなる。