東アジア文化フェスタ実行員会は、日本、中国、韓国、朝鮮の芸術が競演する「東アジア文化フェスタ」を東京都北区の北とぴあ・さくらホール(王子駅前)で8月21日(水)に開催する。同フェスタの開催は3回目となるが、コロナ禍で開催を控えてきたため2019年以来5年ぶりの開催となる。中国の国家機密とも言われる伝統技能の「変面」(へんめん)をはじめ、日本では普段見る機会の少ない技を含む本場の多彩な舞踊や演奏が一堂に集まる貴重な場となる。
国際情勢が不透明で反目しあっている場面も見られる中、日本・中国・韓国・朝鮮4か国芸術競演「第3回 東アジア文化フェスタ」では文化交流を通じた相互理解の糸口とすることで互いの国の文化を知り、多様性を受入れ、共存するための基盤が築かれることになる。東アジア文化フェスタ実行員会では文化交流がアジアの平和に寄与することを願って、同フェスタを開催する。
「第3回 東アジア文化フェスタ」で「双人変面」を演じるのは、残留孤児2世の劉妍(りゅう・けん)氏と夫の劉東風(りゅう・とうふう)氏の夫妻。現在はともに日本在住で2人が演じるのは変面に京劇の動作を加えたオリジナルの「双人変面」となる。1回の演技で顔を変えるのは通常は20回程度だが、2人は40回ほども顔を変えることができる。
<イベント概要>
期日:2024年8月21日(水)
受付開始:15:00
開場:15:30
開演:16:00
会場:北とぴあ・さくらホール
鑑賞券:【全席指定】発売中
S席4000円、A席3000円、B席2000円(当日券は各500円増し)
※小・中・高校生はB席の場合1000円、車いす席もある。
予約先・日中友好東京文化センター:TEL03-3261-0433、FAX03-3261-1788
※代金振り込みを確認の上、鑑賞券を郵送する。