ミラボと教育ネットは7月12日、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を活用した「〈 全国実証 〉タッチタイピングプロジェクト」の参加者が目標の100万人に到達したと発表。
本プロジェクトは、小中学生のタイピングスキルアップを図ることを目的に、本教材を100万人まで無期限無償提供するもので、今年4月に開始した。131自治体2,184校から申し込みがあり、スタートから3カ月でユーザー数100万人を達成した。
タイピングスキルを向上させるためにはホームポジションを意識し、タッチタイピングを習得することが重要であることから、本教材はタイピング練習機能にAIを搭載し、個別最適化されたシステムになっており、子供たちが効率的にタイピングスキルを習得できるよう設計されている。また、教員は児童生徒の学習状況を、個人・学級・学年・学校全体で確認することができ、指導に役立てることができ、教育委員会はタイピング技能の習得度合を、地域全体・学校別・学年別に確認することができる。
なお、今回のプロジェクトは100万人の定員に達したため申込みを締め切ったが、本教材を申込みから1年間無償で利用できる2024年度無料実証自治体を継続して募集している。