科学技術振興機構(JST)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第14回科学の甲子園全国大会」を2025年3月21日〜24日に、また、中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」を今年12月13日〜15日に開催する。
「科学の甲子園全国大会」は、全国の高校生(高校、中等教育学校後期課程および高等専門学校の生徒)が、学校対抗で科学の力を競う大会。
茨城県のつくば国際会議場およびつくばカピオで開催される全国大会では、各都道府県より選出された代表校が、科学技術・数学・情報における複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競う。
本大会は産学官が一体となった新たな科学技術系人材育成モデルとしての特徴も持ち、協賛企業の積極的な関与を通じて、グローバル社会で主体的かつ創造的に問題を解決する人材の育成を推進する。
「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」では、各教育委員会が実施する都道府県大会で選出された47の代表チームが、理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競う。今年度も 47都道府県からの参加が予定されており、6月1日の長野県での実施を皮切りに、都道府県大会が行われている。