山形県は、県立高校への県外生徒の受入れ推進を目的に、初の取組みとなる県立高校バスツアーを7月下旬から8月上旬にかけて実施する。
県では、多様な価値観を持った生徒同士の関わりを通して教育効果を高めることや、学校や地域の活性化が期待できることから、県外生の受入れを2018年度から実施している。今年4月入学生対象の県立高校入学者選抜では9校11学科で実施しており、来年度も対象校を2校追加する。この動きをさらに拡大するための情報発信の一環として、対象校と地域をめぐるバスツアーを今年度から開催することとした。
今回のツアーでは中学生と保護者を対象に、県外生の受入れを行っている山形県立高校を訪れ、在校生との交流や宿泊施設の見学、地域の方との交流を行う。山形県の自然、景観、歴史、伝統文化、観光施設、食文化などをコースの中に取り入れており、山形県の魅力を体験できる。
コースは置賜・最上・庄内の3コース。ツアーを通して県立高校や山形県に興味を持ってもらい、改めて学校や自治体が主催する説明会やイベントに参加することで学校への理解を深め、山形県立高校への進学を促進する。
山形県への進学を検討している県外の中学1~3年生、義務教育学校7~9年生(以下、県外中学生)と、同行を希望する保護者等。県外中学生1人につき保護者等は1人。
ツアー内でかかる費用(食事代、宿泊費、体験料など)は、すべて無料。県外中学生だけでなく保護者等の費用も無料。また、山形県への往復の旅費も、県外中学生、保護者等ともに補助。1人につき補助率は1/2、上限は20,000円。
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