サイバー大学は7月4日、水戸市のEIKOデジタル・クリエイティブ高等学校で6月26日に実施した出前授業の様子をWebサイトに公開した。
サイバー大学は、福岡市が内閣府から認定を受けた構造改革特区を活用し、文部科学省の認可を受け2007年4月に開学した、ITとビジネスが学べる株式会社立の通信制大学。同学では、大学での学びへの理解を深め、将来の進路選択に役立てもらえるよう、同学で扱うIT・ビジネス関連の出前授業を展開している。
この日は、EIKOデジタル・クリエイティブ高等学校水戸本校のリベラルアーツ講座にて、松田晃一教授がインターネット上の仮想空間である「メタバース」をテーマに出前授業を実施した。
授業でははじめに、研究・開発したメタバースを使って、その定義や構造、仮想空間でどういったやり取りができるのか、ビジネスでの活用事例等を解説。その後、ゲームや映画、アーティストのバーチャルライブ等、すでに身近な場所でもメタバースを体感できる世界が広がっていることを実例を交えて紹介し、メタバースの魅力や今後の活用の可能性について生徒たちの理解を深めた。
授業後には「遊びの場だけではなくビジネスでも活用されていると聞いて驚いた」「メタバースが身近なところでも使われていると分かった」「メタバースについてもっと知りたくなった」等の感想が寄せられたという。