NPO法人エル・コミュニティは、日本の中高生を対象にしたサイバーセキュリティ教育プログラム「CyberSakura(サイバーサクラ)」の第4回の参加チームの募集を7月1日より開始する。
CyberSakuraは、未来のサイバーセキュリティ分野を担う人材育成を目的に2021年度にスタートしたプログラム。プログラム後半での競技は実践形式で行われ、Windows・UbuntuDesktopなどの日常的に利用されているコンピューターの防御力をあげる知識・スキルを競う、サイバーディフェンスに特化した大会となっている。昨年度は全国から34チーム116人が参加した。
参加はチーム単位となり、参加者と同一組織内のコーチとなる大人1人と登録することで参加ができる。最初に、提供される学習資料を用いてチームで自学習を行い、それを経て実践的にサイバーセキュリティを学ぶことができる「練習会」と、チーム対抗でスコアを競う「競技会」に参加。競技会では実際のサイバー攻撃を想定し、仮想マシン上の脆弱な設定や状況を改善することで獲得できるスコアをチーム対抗で競う。
「エントリー部門」と「本戦部門」の2部門で開催する。「エントリー部門」は、コンピューターを安全に使うために必要な設定はなにかを考える体験を、チャレンジラウンド出場を通して挑戦する部門。「本戦部門」は、潜在的なセキュリティリスクを正確に認識し、それを正す能力を競い、予選ラウンドを突破し、決勝ラウンドで日本一を目指す部門となっている。決勝ラウンドは、予選上位5チームが、福井県鯖江市に集い、同じ会場で競い合う。
7月1日(月)9:00〜8月31日(土)23:59
※上記期間でコーチを登録し、後日チームの参加者を登録。
※ 同じ組織・学校に所属していること
※ 参加者は2024年度に「13歳から18歳」になる生徒・学生であること
無料
100チーム ※エントリー部門・本戦部門の合計、先着順