一社・ウィルドアは6月27日、中高生が自身の「やりたいこと」や「探究テーマ」を見つけるための相談AIサービス「コンパスさん」の提供を開始した。
同法人は、経済産業省の未来の教室実証事業や一財・三菱みらい育成財団助成事業など、これまでの10年間で3万人以上の中高生の探究活動や課外活動を支援してきた。本サービスは、その活動の中で蓄積した中高生支援ノウハウを元に開発したもので、探究や課外活動の「一歩目の相談先」を担うことで、中高生一人ひとりの想いに寄り添い、中高生が夢や目標に向け力強く歩める環境づくりを目指している。
なお、開発には、OpenAIによるAIプラットフォーム「GPTs」を利用している。利用にはOpenAIのアカウント登録が必要となる。
起業、プログラミング、地方創生、海外留学などの課外プログラムが増加する中、多くの生徒が「自分の興味がわからない」という、関心テーマの設定における悩みを抱えている。
本サービスでは、そんな、業界として未だ課題の多い「テーマ設定」や「関心の発見・言語化」の支援に重点を置いた。AIとの対話を通じて、生徒自身の原体験や興味関心を深掘りし、オリジナルなテーマを見つける手助けをする。
本サービスでは、関心テーマの発見と言語化にとどまらず、具体的なアクションの提示や関連プログラムの紹介も行う。多様な連携団体と協力し、高校生一人ひとりに適したアクションの選択肢を提供する。
また、AI相談の結果を元に、無料のオンラインユースセンター「ウィルドア・コンパス」で、内容の深掘りやアクションの後押しなど、対人による具体的な伴走支援も提供する。
以下のステップで無料で利用することができる。