文部科学省は6月26日、理工系学部の学部再編等の取り組みを支援する「大学・高専機能強化支援事業」の第2回公募選定結果を公表した。今回選定されたのは計97件。
本事業では、2022年度第2次補正予算で造成された基金により、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、大学や高等専門学校による成長分野への学部転換等の改革を支援する。公私立大学を対象に、学部再編等による特定成長分野への転換等を支援する【支援1】と、国公私立大学・高専を対象に高度情報専門人材の確保に向けた機能強化を支援する【支援2】がある。
第2回となる今回は、2023年12月15日~2024年2月29日で公募を受け付け、大学・高専機能強化支援事業選定委員会にて審査、計97件を選定した。【支援1】に選定されたのは、公立大学4件、私立大学55件の計59件。【支援2】には、国立大学18件、公立大学4件、私立大学5件、国立高専10件、公立高専1件の計38件が選出された。