エプソン販売は6月26日、スマートフォンやタブレット端末などで、資料やマニュアルなどのデータを紙のような感覚で閲覧・書き込みができるアプリケーション「Epson Pocket Document」のバージョンアップ版を提供開始した。
写真追加や紙媒体を取り込めるスキャナー連携など文書活用アプリとして大幅に刷新し、iOSにも対応した。新たに用意した有償プランでは、クラウド保存容量を増量。さらに、手書きや写真メモをスマホ、タブレットなど他のデバイスと自動同期することで利便性を高めている。Webブラウザからは同期されたアプリの手書きデータをPDF出力できる。
対応デバイスは、Android OS 8.0以上/iOS 15以上/iPadOS 15以上、推奨メモリ4GB以上。
画面の文書に直接メモができる機能はそのままに、写真や白紙ページの差し込みができる機能を追加。テキストだけで伝えづらいことは写真で記録・メモができ、文書にメモをするスペースがないときは白紙のページを追加できるので、文書を読みながらのアイデアのメモなどに便利。
従来と同様、紙のようにパラパラとページを送りながら、文書の中身をそのままサムネイルで確認できる。大事なページに付箋付けも可能。
大量の紙やデジタル文書を一つにまとめて保存し、PCからスマートデバイスに簡単に文書を転送できるので資料の持ち運びが不要。さらに、新機能としてスキャナー連携して紙文書を歪みなく取り込み、見やすいデータとして保存できる。