公財・パナソニック教育財団は5月、今年度(第50回)の実践研究助成 助成金贈呈式およびスタートアップセミナーを開催した。
今年度の実践研究助成には、全国から210件の応募があり、審査の結果、特別研究指定校として、大阪教育大学附属天王寺小学校(大阪府)、つくば市立みどりの学園 義務教育学校(茨城県)、日本福祉大学付属高等学校(愛知県)の3校に2年間・150万円の助成が決定した。
また、一般助成には96校・団体が選ばれた。課題テーマに50万円、自由テーマに30万円(いずれも1年間)の助成が行われる。今回は一般助成に課題テーマを設定したことと第50回の節目ということもあり、より多くの教育現場にて実践研究が行われるよう、例年より助成先を多く決定した。
贈呈式では、第1部で、文部科学省初等中等教育局学校情報基盤・教材課長寺島史朗氏の講演、助成校への奨励状授与が行われ、前年度一般助成の表彰校による事例紹介とパネルディスカッションも実施。第2部では、スタートアップセミナーとして、特別研究指定校・一般助成がグループに分かれて専門委員らとともに実践研究について協議する「グループディスカッション」が行われた。
当日のレポートは下記サイトで公開されている。
▶︎2024年度(第50回)助成金贈呈式・スタートアップセミナー