VISHは6月21日、幼稚園・保育園・認定こども園向けのICTシステム「園支援システム+バスキャッチ」をバージョンアップし、指導要録作成機能に備考欄を追加したと発表。これにより、記録の整合性と修正内容の明確化を実現した。月額9,900円の基本機能料金内で利用できる。
園支援システム+バスキャッチは、幼稚園・保育園・認定こども園向けに開発された総合的な運営支援システム。預かり保育の効率化や欠席連絡のデジタル化、指導要録への柔軟なアクセスなど、様々な機能を組み合わせ、園の業務を円滑に進めることができる。
新バージョンでは、指導要録の入力ページに備考欄を新設した。
同システムではこれまで、学籍に関する記録の中で、住所や姓の変更があった場合に二重線を引いて訂正履歴を残したいという要望があったが、システムの画面では二重線の表示が困難だった。
今回新設した備考欄には、学籍の記録や指導に関する修正内容などを記載することができ、過去の記録との整合性を保ちながら修正を行うことが可能となった。