福井県鯖江市は今年度より、指導の一環として学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を導入し、全市立小中学校15校の小学3年生~中学3年生約4,600人が利用している。6月19日、提供元のCOMPASSが発表した。
鯖江市では、「さばえGIGAスクール構想」を掲げ、子どもたちの情報活用能力を育成するとともに、市学校教育基本方針の理念である「生きる力」を育む学校教育を目指している。その重点施策である「基礎学力の定着と一層の学力向上」の一環として昨年度、市内の小中学校にキュビナを試験導入していた。
今回、全市立小中学校への正式導入にあたり、同市の齋藤邦彦教育長は、「AI機能を活用した個に応じた指導や授業改善、家庭学習における主体的な学習に利用していく」とコメントしている。