(公財)コカ・コーラ教育・環境財団は環境の保全、啓発、美化および環境教育に関する顕著な活動を顕彰する「第30回コカ・コーラ環境教育賞」を8月23日(金)まで募集する。助成金として、最優秀賞は企画・研究推進部門が100万円、活動普及部門には30万円が授与される。また、副賞として北海道での「コカ・コーラ環境ハウス体験学習会」が授与される。
コカ・コーラ環境教育賞は1994年の設立以来、環境教育・環境保全活動の促進を目的に、各地域での活動への助成・支援を実施。これまでの応募団体数は全国で2400以上にのぼる。今年度の最終選考および表彰式は、10月5日(土)にオンライン形式で行われる。
30回目を迎える本賞では、国際社会共通の目標であるSDGsや日本のコカ・コーラシステム全体で取り組むサスティナビリティーフレームワークを踏まえ、小中学生およびその指導者を対象とした「活動普及部門」と、高校生以上を対象にした「企画・研究推進部門」の2部門で募集を行い、環境教育などに顕著な活動を行っている個人・団体を表彰する。
また、受賞団体・個人を対象に北海道夕張郡のコカ・コーラ環境ハウスにおいて、全国各地の受賞団体が一同に会する。コカ・コーラ環境ハウスで交流を深め、自然を学ぶ体験学習会を11月2日から4日に実施する予定。
<第30回コカ・コーラ環境教育賞 概要>
主催:公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
後援:文部科学省、環境省(予定)
協力:読売新聞社
募集期間:2024年6月13日(木)~2024年8月23日(金)
募集部門:
【活動普及部門】
対象=①小中学生およびその指導者、②中学生およびその指導者
【企画・研究推進部門】
対象=高校生、高専生、大学生、大学院生およびそれら学生を活動主体とする非営利団体
募集内容:下記のテーマで、課題解決へ向けて取り組んでいる具体的な活動・実績、研究・企画で応募する。また、その活動がジェンダーや障害者支援など「多様性の尊重」に配慮されている場合は加点ポイントとして優先して採択される。
募集テーマ:
【活動普及部門】つくる責任・つかう責任
「SDGs12 つくる責任・つかう責任」に関する活動や取組(特に、資源の循環を推進しているものが望ましい)
【企画・研究推進部門】容器/PET、水
容器/PETまたは水に着目した環境に関する取組、特に資源の循環を促進する取組や研究
表彰:
【活動普及部門(小学生)】
最優秀賞(1組)助成金30万円
優秀賞(2組)助成金10万円
【活動普及部門(中学生)】
最優秀賞(1組)助成金30万円
優秀賞(2組)助成金10万円
【企画・研究推進部門(高校生以上)】
最優秀賞(1組)助成金100万円
優秀賞(3組)助成金10万円
応募方法:応募用紙を財団ウェブサイトよりダウンロードし、必要事項記載の上、
下記運営事務局宛にメールで応募する。
応募先:第30回コカ・コーラ環境教育賞運営事務局
メールアドレス=kankyo-forum@tokyo-ws.jp
電話番号=03-6712-4155(平日10 時~17 時 ※土日祝除く)
選考・表彰:応募用紙受領後、一次選考・書類審査の上、各部門最終選考ノミネート団体を選出。10月5日にオンラインでのプレゼンテーションを実施。最優秀賞・優秀賞・大臣賞受賞団体を決定し、発表予定。
※最終選考では各団体の活動や企画をプレゼンテーションする。詳細は最終選考ノミネート団体へ別途案内する。
※表彰式概要は後日、財団ウェブサイトにて発表予定。
その他:推薦(財団支部および読売新聞支局)もしくは一般公募。
※推薦と一般公募による選考時の評価に差異はない。
【雨煙別(うえんべつ)小学校 コカ・コーラ環境ハウス】
北海道夕張郡栗山町の歴史ある廃校を宿泊可能な施設として再生した「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」は、体験型の環境教育プログラムの拠点であり、特定非営利活動法人雨煙別学校が自然体験学習を中心とした教育活動を実施している。2010年のグランドオープン以来、小学校の宿泊学習をはじめ、大学生の実習やスポーツ合宿、企業研修等、多くの人に利用されている。
公式サイト:http://uenbetsu.jp/