著作権情報センター(CRIC)では、小中高校向けの著作権セミナー「学ぼう!使おう!学校での著作権活用セミナー」(通称「リクエストセミナー」)を実施している。文部科学省後援、授業目的公衆送信補償金共通目的事業基金事業の一環。
リクエストセミナーは、教育関係機関側の求めに応じ、日時、場所、内容(授業形式、ワークショップ形式など)、方法(対面、オンライン)、時間などを調整の上、開催している。講師は、著作権に精通する弁護士、研究者、教員などが担当する。
セミナーの内容は、教員向けには、授業目的公衆送信補償金に係る著作権法35条の運用指針を含む「著作権制度の概要」と「児童生徒に対する著作権教育」のどちらかまたは両方、児童・生徒向けには、発達段階に合わせて「著作権制度の概要」を行う。特定のトピックに焦点をあてた内容を盛り込むなど、希望に応じたカスタマイズにも対応している。
昨年度は、全国23の学校、教育委員会、図書関係団体などの下で開催し、約1,800人が参加したという。
講師への謝金や著作物使用料などセミナーの内容に伴い発生する経費の負担は必要ないが、セミナー参加者に対する周知のための費用、対面で開催する場合の会場使用料や資料印刷費などは必要となる。
詳細・申込方法などは下記サイトで確認できる。