中央教育審議会「質の高い教師の確保特別部会」は5月13日の会合において、教師を取り巻く環境整備に関する審議をとりまとめ、「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(審議のまとめ)」として公表。同日、盛山正仁文部科学大臣に手渡した。
特別部会は昨年5月の諮問を受けて設置され、これまで13回にわたり議論を重ねてきた。今回の「審議のまとめ」では、学校教育の質の向上に向け、学校における働き方改革の更なる加速化、学校の指導・運営体制の充実、教師の処遇改善を一体的・総合的に推進する必要があるとされており、それぞれについて多岐にわたる施策が提言されている。