福岡市教職員組合はこのほど、労働組合向けアプリ「TUNAG for UNION(ツナグ フォー ユニオン)」を導入した。開発・提供元のスタメンが発表した。
TUNAG for UNIONは、組合活動に必要な情報を集約できるアプリ。組合からのお知らせや日々の活動内容など、投稿を通じてリアルタイムに情報発信することができ、さらに、投稿に対する組合員の反応の見える化が可能であり、「組合員一人ひとりに情報を受け取ってもらう」状態を実現する。
PCだけでなく、個人のスマートフォンからも利用しやすいように設計されており、場所や時間を問わず情報を得ることが可能。また、情報発信だけではなく、申請・承認・アンケートなど組合活動に必要な機能が搭載されているため、情報の受け取りや、申請などのアクションが容易になる。本アプリは2022年1月リリース、100組合以上に導入実績を持つ。
導入から定着まで、担当者によるサポートが受けられ、各労働組合の課題や目指したい姿に合わせた取り組みを実現を支援する。
導入にあたり、福岡市教職員組合の竹下伸也書記長は次のようにコメントしている。
福岡市教職員組合では、この度「TUNAG」を導入させて頂くことにしました。もとより「TUNAG」の存在は知っていましたが、実際にアプリの仕組みや機能のお話を伺えば伺うほど、今まさに、私たち組織に必要なツールであるとの思いをもつようになりました。
その魅力は数多くありますが、何よりも、手軽に執行部と組合員がつながることができるところです。多忙を極める学校現場の中にある分会や一人ひとりの組合員とのつながりをつくっていくことに限界を感じていましたが、このアプリを活用することにより、タイムリーな情報や役立つ情報をより確実により速く届けることができる!これが大きな魅力の一つです。
また、導入して終わりではなく、専属のトレーナーについて頂き、アドバイスを受けることができることにも魅力を感じます。組合の運動、とりくみの展開は、どうしてもこれまでの踏襲になりがちですが、新しいアイデアや発想も同時に得ることができます。まだまだこれからではありますが、しっかりと「TUNAG」の機能を活かしながら、組合の大切さを感じてもらい、そして何より組合員であることの誇りもってもらうことができるよう、今後しっかり「TUNAG」を活用していきたいと思います。