チエルは、「InterCLASS Filtering Service」の利用自治体に向けて、Webフィルタリングのログを Google が提供する BigQuery(※1)と Looker Studio(※2)を利用したダッシュボードとして8月より提供を開始する。
本サービスでは、端末の活用状況やWebフィルタリングの規制情報、文部科学省「教育DXに係るKPIの方向性」を可視化するなど、20種類以上のダッシュボードが Looker Studio を通して閲覧可能となる。
(※1)BigQuery:ML、地理空間分析、ビジネス インテリジェンスなどの組み込み機能を使用してデータの管理と分析を支援する、フルマネージドのエンタープライズ データ ウェアハウス。
(※2)Looker Studio:データを読み取りや共有が容易で柔軟にカスタマイズできる便利なダッシュボードとレポートに落とし込むことができる無料ツール。
各サイトへのアクセス数やカテゴリ、接続先(例:Google Workspace の各種アプリ、YouTube、スクラッチなど)のアクセス数を閲覧し、端末活用の度合いが分かる。
許可・規制されている回数や『InterCLASS Filtering Service』の「カテゴリアラート機能」が発出された情報を一覧化し、危険なネット利用状況の有無を可視化する。
アクセスの履歴を基に児童生徒の行動を把握。「自殺」・「不法行為」・「暴力」・「不純・ポルノ」・「素行不良」などに準じたキーワード基づき、ブロックされた件数とブロック率を指標に児童生徒の検索行動が安全かどうかを可視化する。
文部科学省「教育DXに係るKPIの方向性」に関連し、生成AIサイトへアクセスした回数やデジタル教科書のプラットフォームに基づいたアクセス回数、教育現場の調べ学習で活用されるサイトへのアクセス回数などをダッシュボード化し、各種KPIの指標を可視化する。
製品アップデートのリリースは8月の予定だが、5月8日(水)から開催の日本最大級の教育総合展「EDIX東京2024」では、同社ブースにてその特長や利便性を実機にて体験できる。