菅公学生服は4月30日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.219にて、「高校生が思う体操服に必要なこと」の調査データを公開した。調査は今年1月、全国の高校生男女1,200人を対象に、体操服を着るシーン、体操服を着ていて気になること、体操服で重視することについて聞いた。
高校生が体育の授業以外で、体操服を着る場面は、「部活動」(男子44.5%、女子39.2%)が最も多く、次に「修学旅行(宿泊施設などでの部屋着を含む)」(男子28.8%、女子29.0%)、「学校内での授業(校内着として)」(男子26.7%、女子24.2%)、「課外学習・遠足」(男子23.2%、女子19.2%)など学校活動や行事で着用しているという回答だった。
一方、「体育の授業以外で着ることはない」(男子25.3%、女子25.0%)という状況で、体操服を体育の授業以外に着用してる高校生が多いという結果になりました。
体操服を着ていて気になることは、「見た目(デザイン・色・シルエット)」(男子38.2%、女子40.0%)、「冬の寒さ」(男子21.2%、女子29.3%)、「着心地・肌触り」(男子27.8%、女子21.5%)、「動きやすさ」(男子28.2%、女子21.2%)、「汗(汗ジミ、汗でベタつく、汗のニオイ、汗によるムレ)」(男子24.8%、女子16.7%)という回答が多い。
また、女子は、体操服の「透け(下着が透けて見える)」(男子8.2%、女子18.3%)が気になるという回答が男子に比べ10ポイント高い。
体操服で重視することは、「デザイン」(男子42.8%、女子53.7%)が最も多く、女子の半数以上がデザインを重視している。続いて、「着心地・肌触り」(男子40.0%、女子40.0%)、「ストレッチ・伸縮性(動きやすさ)」(男子38.3%、女子39.7%)、「色」(男子34.8%、女子37.0%)、「吸汗・速乾性(汗を吸って、速く乾く)」(男子30.5%、女子30.3%)は男女共に重視するという回答が3割を超えた。
さらに女子には、「シルエットがゆったり(大きめ)」(男子16.2%、女子35.2%)、「透け防止(下着が透けて見えない)」(男子9.7%、女子32.8%)も3割を超えて重視されている。
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