天問堂は5月1日、提供するリアルタイムアンケートシステム「イマキク」において、授業中にAIが学生の質問にリアルタイムで回答する新機能を追加。新機能が学生の質問に適切に答えることで、教職員の負担軽減と学生の学習支援が一層強化されることが期待される。利用には「イマキク」有料プランの契約が必要。
イマキクは、スマホからアプリ不要で利用できる、リアルタイムアンケートシステム。投票、質問投稿、アンケート、授業出欠管理、テスト/クイズ機能など、授業に必要なあらゆる機能を多数提供している。
対面授業やオンライン授業、双方向授業やアクティブラーニング授業にも対応。2014年のサービス開始以来、600万人を超える利用者に利用されている。
イマキクを利用する教職員から「授業中に学生からの質問に全て回答することが難しい」「一人ひとりの学生に対応する時間を十分に割けない」などの声が寄せられていたことから、同社は、その課題を解決するために、AIを活用した新機能を開発した。
昨年7月から8カ月間にわたり、国内の大学のAI専門家や実際の授業で利用した教授からのフィードバックを受け、「AI先生」の安全性の検証と改善を実施し、安全性と実用性を兼ね備えたAIの新機能を実現した。