ストリートスマートは4月26日、ICT教育を支援する総合プラットフォーム「master study(マスタースタディ)」に道徳の授業で汎用的に活用できるデジタル教材を追加した。
教育図書の出版社との共同企画。内容項目に合わせた、道徳の授業で汎用的に活用できる10のデジタル教材テンプレートと指導のポイント資料(PDF)で構成される。利用には、master study有料プラン会員への登録が必要。
生徒の日常に即した場面設定で、「自分ならどうする?」と自分ごととして考えやすい発問を用意。状況の把握に役立つイラストが付いているため、場面を想像しやすい。さらに、絶対的な正解がない発問の設定になっているため、友達との感じ方の違いから、さらに考えを深めたり広げたりすることができる。
発問は1つの内容項目につき1〜2問なので、教材への導入をスムーズにしたいときや、終末時に考えをもう一段深めたいときなどに、短時間で取り組むことが可能。
発問ごとに、Google フォームや Google Jamboard などを用いた教材テンプレートを活用することができる。テンプレートのコピーを作成するだけですぐに授業で活用できるため、授業準備の時間を短縮可能。
Google フォームの質問に回答しながら自分自身について振り返ったり、Google Jamboard で共同編集をしながら意見を出し合い考えを広げたりと、内容項目についての考えをさらに深めることに役立つ。
教材テンプレートには、発問についての解説や指導時のポイント、展開例などを記載した資料がセットになっている。「内容項目+発問とイラスト+教材テンプレートの使用例+指導のポイント」をまとめて確認できるため、短時間で活用イメージがつかめる。
「道徳の授業で汎用的に活用できる教材テンプレートと指導のポイント(PDF)」は、同社が運営する教員のICT活用を支援する総合プラットフォーム「master study」有料プラン会員への登録が必要。会員登録完了後、テンプレートをコピーして活用できる。
有料プランでは、今回の教材のほか、授業や校務で活用できるテンプレートやICTを利活用した教育情報を伝えるオンラインセミナー、「できるシリーズ」の書籍データなど、990以上の豊富なコンテンツを用意している。(無料プラン:約100コンテンツ)