スキャネットは、デジタル採点ツール「デジらく採点2クラウド」において、手書きの英単語を自動で採点することができる複数文字認識機能と、教員が独自に作成したテストの解答用紙で採点ができるフレームレス機能、タブレット操作に対応したタッチパネルで採点ができる機能を追加し、5月1日より提供を開始する。
「デジらく採点2クラウド」は、スキャネットが開発した手書き文字の自動認識採点が可能なデジタル採点システム。ユーザー数の拡大に伴い、教職員の採点負担の軽減に貢献している。
従来は1文字のカナ、アルファベット、数字のみに対応していたが、今回の複数文字認識機能により、生徒による手書きの英単語を自動で採点することを可能にした。これにより、テストの問題内容の充実化と教員による採点作業の効率化を図ることができる。なお、本新機能は有償オプションだが、今年度内は無償で利用することができる。
従来では指定のテンプレートを使用した解答用紙を作成しないと、採点ができなかったが、今回フレームレス機能が追加されたことにより、教員が独自に作成した解答用紙や、外部教材の答案をそのまま使用する形での採点が可能になった。
PCやタブレットなどのデバイスの多様化に合わせて、タッチパネルでの操作にも対応。添削時のアンダーラインやコメントの書き込みが手書きで行えるようになった。これらの新機能により、より柔軟なテスト形式に対応することができるようになり、採点業務の効率化が図れる。