ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリングはこのほど、国際的な教育賞トップ10に選出された小学校教諭・エデュテイメントプロデューサーの正頭英和氏らと「服のチカラ」について学べる授業用教材を共同開発。無償で提供している。
教材のタイトルは『世界とつながる服の授業〜服のチカラってなんだろう?〜』。同社が10年以上前から取り組んでいる、子供たちによる不要服の回収と難民への提供を行う「届けよう、服のチカラプロジェクト」をベースに、衣服の役割から世界の難民問題までを考える内容となっている。探求的な学習などでの活用に適している。
小学校・中学校の家庭科「B衣食住の生活」の学習における“衣服”の役割や働きについて学ぶことができる。
教材では「なぜ私たちは服を着るのか?」という点に着目。衣服の役割や働き、目的に応じた服選びなどを取り上げて、服のチカラを考える。また服から世界の難民問題について考えることで国際理解にもつなげる。+αで「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加することで、より実践的な取り組みを行うことができる。
授業スライド/ワークシート/指導案/授業台本
◆申込はこちらから
ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに取り組む 、小中高校生が対象の参加型の学習プログラム。弊社社員による出張・オンライン授業を受けたのち、子供たちが主体となって、校内や地域で着なくなった子供服を回収。回収した服は難民など服を必要とする人々に届けられる。2013年の開始以来、全国各地の小中高校など4315校、のべ47万人の子供たちが参加している。