コードタクトの授業支援クラウド「スクールタクト」はこのほど、新機能となる「班機能」を追加、一部機能の仕様変更を行った。多様な授業スタイルを1つのツールで実現でき、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が期待できるアップデートとなっている。
「班機能」は、スクールタクト上に設定された授業単位での受講生を任意の班に組み分けられる機能。児童生徒は自身が書き込んだキャンバスを組み分けられた班ごとに持ち寄り、見ることができる。それぞれのアウトプットをもとに班での対話を行うことができるので、他者の考えに触れながら、個人の学びを発展させることができる。
班機能では、1人の児童生徒が複数の班に所属することも可能。学級全体を複数の班に分け、その他に各班のリーダーのみが所属する班を作成することで、班ごとのグループ学習を行った後に、各班から出た意見をリーダー同士で交換することができる。
また、複数の係や委員会を1人の児童生徒が兼務する場合にも、係や委員会ごとに設定した班でスムーズに活動状況などを共有し合うことができる。
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スクールタクトでは、2023年にグループごとに1つのキャンバスを共有する「グループ課題機能」を、2024年2月には、学級全体で1つのキャンバスを共有する「黒板課題」を実装しており、今回のアップデートにより、目的や状況に合わせたグループ学習がより効果的に行いやすくなった。
また、キャンバスの共同閲覧・共同編集のON/OFFを切り替える機能などと組み合わせ活用することで、個別最適な学びと協働的な学びを両輪で回す授業改善に貢献する。