すららネットはこのほど、ICT教材「すらら」の高校の理科に「科学と人間生活」を新たに追加した。
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなICT教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人ひとりの学力に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現する。
「科学と人間生活」は、物理・化学・生物・地学の4分野について、中学理科で学習した内容をベースに、自然に対する理解や、科学技術の発展が私たちの生活に及ぼしてきた影響や役割への理解を深め、科学的なものの見方や考え方を養成し、身近な事象や事物に対する生徒の興味関心を固めていくことを狙いとする科目。高校1年生の履修科目であり、「すらら」導入校からの要望に応えて開発を進めていた。
今回は「材料とその再利用」「ヒトの生命現象」の2コンテンツの提供を開始。今後、順次コンテンツの追加リリースを行っていく。
「すらら」の「科学と人間生活」は、科目の特性を踏まえ、従来の理科コンテンツと比べ、より日常的に目にする現象や事象に紐づけた教え方となっている。実験や観察の一部のレクチャーでは、3Dアニメーションを取り入れることで、科学の原理や概念を視覚的にもとらえやすく、理解と関心を高める工夫をしている。そして、科学の魅力とその日常生活での役割について、新たな視点を持てるようになることを目指している。