日本数学検定協会は、実務における数字の活用力をIBT方式で測定する検定「ビジネス数学検定」の3級および2級、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」の学習内容に対応し、仕事に役立つ基礎的な数学スキルを身につけるICT教材「仕事に役立つ数学基礎コース」を、すららネットと共同で開発し、4月2日にサービスの提供を開始する。
「仕事に役立つ数学基礎コース」は、同協会が実施・運営する「ビジネス数学検定」の3級および2級、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」の基礎となる学習ができる設計となっている。義務教育課程の算数から、データサイエンティストの入門レベルまでの数学を習得できるので、学生から社会人まで幅広いニーズに対応が可能。
「ビジネス数学検定」は、2006年に開始した実務における数字の活用力をIBT方式で測定する検定で、企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用される事例も増加している。本コースは、「ビジネス数学検定」受検者の学習用ICT教材としての需要も見込んでいる。
同協会が監修した3つの学習コースで構成され、学習者のレベルに合わせて学習をすることが可能。
各学習内容を、すららネットが開発した「すらら」のわかりやすいレクチャーや、学習者1人ひとりに最適化したドリルによって、効率的に理解し定着を図ることができる。
各コースの学習終了後に「修了テスト」を設けており、学習内容の定着度を把握することができる。また、「ビジネス数学検定」「データサイエンス数学ストラテジスト」を受検することで、自身のレベルを客観的に測定することも可能。
※「ビジネス数学検定」「データサイエンス数学ストラテジスト」の受検は、同協会が運営する「ビジネス数学」および「データサイエンス数学ストラテジスト」公式サイトからの申し込みが必要。また、受検料は別途発生する。
まず、すららネットが運営する「仕事に役立つ数学基礎コース」専用サイトの無料チェックテストでコース診断を受ける。チェックテストで自分のレベルに合ったコースがわかった後、申し込む。コースごとのカリキュラムに沿って学習を進め、最後に修了テストを受験。修了テストの合格判定が出るまで、何度でもくり返し学習することができる。
すららネットが運営する「仕事に役立つ数学基礎コース」専用サイトから申し込む。