(公社)日本看護協会は2024年の看護週間(5月12~18日)の初日にあたる5月12日(日)午後2時から、“さぁ、看護の未来を、見つけにいこう。”をテーマに2024年「看護の日」イベント「かんごちゃんねる」を開催する。地域や医療現場で活躍する看護師と高校生に加え、スペシャルサポーターとして女優の羽田美智子さんを迎えて実施。なお、イベントの様子はYouTube Liveでオンライン配信も行われる。
誰もが「ケアの心」「看護の心」「助け合いの心」を育むきっかけとなるよう、1990年に旧厚生省により5月12日が「看護の日」に制定された。また、その日を含む日曜日から土曜日までが「看護週間」と定められた。超少子高齢社会の日本で医療・看護の提供体制を維持していくためには18歳人口の12人に1人の割合で看護職をめざしてもらう必要がある。日本看護協会では2021年度以降の「看護の日」の取組を中心に、若年層に向けたメッセージ発信を強化してきた。
2024年の「看護の日」のイベントでは、若年層を中心に現役看護職員が地域や医療現場で活躍する姿を知ってもらい、より幅広い世代に看護の理解や思いを伝えるためトークイベントを開催。2024年のイベントも2023年と同様「かんごちゃんねる」と題し、ハリー杉山氏をMCに迎え、情報番組のようなトークセッションやさまざまなコンテンツで看護について紹介する。
第1部では、これまでの「看護の日」の取組の紹介をはじめ、スペシャルサポーターの羽田美智子さんが、看護にまつわるエピソードや看護職を目指す中高生に向けた応援メッセージなどのトークセッションを行う。また「忘れられない看護エピソード~いのちをまもり、支えるプロフェッショナル~」の表彰式では、特別審査員の脚本家・内館牧子氏による講評のほか、最優秀賞作品を基に作成したアニメーション(声優:石川由依氏、他)を公開。内館牧子賞を羽田美智子さん、優秀賞をハリー杉山氏が朗読する。
第2部では、高校生が看護師の働く現場を訪問した見学VTRを放映。地域や医療の現場で活躍する看護師と高校生が看護の魅力について語るトークセッションが行われる。
<開催概要>
イベント名:2024年「看護の日」イベント「かんごちゃんねる」
開催日時:2024年5月12日(日)14:00~16:00
開催形式:会場参集、オンライン視聴
会場: WITH HARAJUKU ホール(ウィズ原宿ホール)※東京都渋谷区神宮前 1-14-30
オンライン視聴:看護の日 公式YouTubeチャンネル5月12日は「看護の日」にて配信
主催:厚生労働省、日本看護協会
<プログラム内容>
【第1部(14:00~)】
①オープニングトークセッション
スペシャルサポーターの羽田美智子さんが登場。看護にまつわるご自身のエピソードや、看護職を目指す中高生を応援する。
②「忘れられない看護エピソード~いのちをまもり、支えるプロフェッショナル~」表彰式
看護職からエピソードを募集。最優秀賞を含む3作品の発表が行われる。
講評(脚本家:内館牧子氏)
内館牧子賞作品朗読(羽田美智子さん)、優秀賞作品朗読(ハリー杉山氏)
最優秀賞作品を基に作成したアニメーション公開(声優:石川由依氏ほか)
【第2部(15:20~)】
③“さぁ、看護の未来を、見つけにいこう。”トークセッション
地域や医療の現場で活躍する看護師と高校生が看護の魅力について語るトークセッション