デジタルアーツは、GIGAスクール構想第2期を見据え、Webセキュリティ製品「i-FILTER」の学校向け機能を強化し、4月1日より提供開始する。
GIGA第2期を見据え、文部科学省が今年1月に発表した「GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータ最低スペック基準」では、端末の利活用を客観的に把握する機能を備える必要があり、文部科学省が行う端末の利活用状況の調査においても本機能を利用した回答を求められることが明記されている。
当基準に対応すべく同社は「i-FILTER」の機能強化を行い、端末の利用状況をより分かりやすく可視化するなどのアップデートを図る。これにより、持ち帰り学習などの詳細な利用状況が一目で確認できるようになり、管理者の負担も大幅に軽減できる。
今回の利用状況可視化機能のアップデートにより、総合的なインターネット利用率や、放課後・深夜帯の利用が多いユーザー・学校などをグラフィカルに表示し、管理画面上での相関的な分析が可能となる。本機能を活用することで、管理者は都度アクセスログを調べることなく、持ち帰り学習の実施状況や深夜帯の利用が多い児童・生徒の確認が行える。
「個別最適な学び」の実現や教職員における授業運営のサポートを目的に、「i-FILTER」ユーザーが無償で利用できる学習用動画ポータルサイト「Dコンテンツ」のリニューアルを行う。
「Dコンテンツ」は、Webサイト上の学習用動画を集約し掲載を行うポータルサイトで、学年や科目別での検索が可能。リニューアル後は、全国の「i-FILTER」ユーザー内での再生ランキング順に動画を表示させるほか、複数の動画をまとめたプレイリストの作成・展開を可能にするなど、サイト全体のユーザビリティを向上させ、教育現場における学習用動画の活用を促す。
「Dコンテンツ」を活用することで、児童・生徒は、個々の進度や興味に応じて、時間・場所にとらわれない自主学習が実現できる。さらに教職員は、人気動画を参考にした授業の実施や、授業の予習・復習に利用できる動画をまとめたプレイリストを児童・生徒へ共有するなど、新たなシーンでの活用が期待できる。
4月10日、GIGAスクール構想第2期に向けたガイドラインに対応する「i-FILTER」の最新機能について一挙に紹介するセミナーを開催する。
3月リリース予定の「利用状況可視化」機能や、学習コンテンツを収集し、一元管理が可能な学習用動画ポータルサイト「Dコンテンツ」など、教員の業務効率化を支援する新機能についても製品デモを交えてわかりやすく解説する。
日 時 4月10日(水)15:00〜5:50
参加費 無料
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