みんなのコードは、千葉県印西市立原山小学校との2023年度の取り組みをまとめた報告書を公表した。本プロジェクトは、Googleから助成を受け、印西市や千葉県に住む児童生徒を対象にしたプログラミングなどのデジタル教育活動の支援プロジェクトとして実施したもの。
原山小は2023年度、授業時数特例校の指定を受けて情報を学ぶ時間を確保し、情報教育の発展に積極的に取り組んでいる。みんなのコードは、同校の取り組みを印西市内の他の小・中学校へ広げるため、情報教育のモデルカリキュラム開発をサポートした。
2020年の学習指導要領改訂において、小学校における情報教育は、プログラミング教育が必修化となった。しかし、情報教育に関する時間が独立した教科として確保されているわけではなく、その学びは各教科に分散されている。
みんなのコードは、子供が体系的に学習できるようにするため、小学校段階から「情報を学ぶ時間」を設立し、情報活用能力を育成する時間を確保する必要があると考え、本プロジェクトでは、公立学校において体系立てた情報教育の時間をつくることで、他の地域や自治体のモデルケースとなることを目指し取り組んだ。
実践報告書は下記サイトからダウンロードして閲覧できる。
▶︎印西市立原山小学校における新たな学び「情報探究の時間」実践報告書