複業で先生をしたい外部人材と学校をつなぐ教育特化型外部人材マッチングサービス「複業先生」を提供するLX DESIGNは3月18日、 グローバル・ブレイン、グロービス(G-STARTUPファンド)、MTG Ventures、複数のエンジェル投資家より資金調達を行ったと発表。
今回の資金調達により、教育特化型外部人材マッチングサービス「複業先生」をはじめとした周辺事業の展開を加速する。具体的にはシステム開発・採用等に注力。地方の学校現場から、先生の授業負荷軽減やより多くの生徒が社会と接することができる機会作りに注力し、日本のよりよい教育の実現につながるよう取り組むとしている。
「複業先生」は、教育現場が、教育にかかわりたい多様な外部人材に授業をお願いできる外部人材活用サービス。教員だけでは手が回りづらかったキャリア教育、探究学習・総合的な学習、プログラミング・グローバル・IT・起業教育・金融教育・性教育などの各領域において、民間人材の知見やネットワークを手軽に活用することができ、児童・生徒が社会とつながりながら学びを深める「社会に開かれた教育課程」を目指している。
同社では、「複業先生」を通じ、教員だけでは対応が難しかったキャリア教育、起業教育・金融教育等、各領域に精通した民間人材と学校をつなぐことで生徒に新たな学びの場を提供している。
2022年度より高等学校で探究が必修科目となり、学校現場での多岐にわたるテーマ指導による業務負担増加や、情報が溢れ、生徒自身でテーマを見つけ出すことが難しくなってきている昨今。同社は今回の資金調達を受け、システム開発・採用を強化しながら、「すべての人が自分らしい人生をデザインできる世界を」を目指し、教員の授業負荷軽減やより多くの生徒が社会と接することができる機会をつくり、さらなる先生の働き方改革や新しい「探究」時間の充実につなげるため、一層加速するとしている。