国立特別支援教育総合研究所と国立高等専門学校機構は3月15日、研究に関する連携・協力協定を締結した。
高専機構では、高齢化社会等を見据え、介護・医工に関する研究にも取り組んでおり、特別支援教育を受ける身体不自由などの子供たちを支援するAT(=Assistive Technology)機器やICT関係の開発に、各地の高専の教職員や学生が取り組み、成果をあげている。
一方、特総研では、それらを活用する主役である子供たちを支える教職員、関係団体等の広いネットワークがあり、調査・研修、研修、情報普及等で成果をあげている。
そうした状況のなか、互いに成果を提供し合うなど連携協力してニーズ調査や研究開発などを促進し、特別支援教育を受ける子供たちへの教育と関係するテクノロジーの一層の充実を図ることを目的に、研究に関する連携・協力協定を締結した。