スペクトラムテクノロジーは2月16日、「Raspberry Pi5を使った、はじめてのMediapipe用AI開発キット」の販売を開始した。
物体・人物認識は、防犯・セキュリティ、不良品検知、ARなど、2027年680億円(デロイト・トーマツ・ミック研2023年9月)と拡大が見込まれている。現在、物体・人物認識用AIソフトは、数多くあるが、簡単で、高速処理が可能なものは少ない。今回Googleが開発したMediapipeはオープンソースで、スマホからWebまで搭載可能なソフトを提供。最新のRaspberry Pi5を使いGPUなしで高速処理が可能だ。初心者から上級者まで利用可能で、物体・人物認識を学習、開発する方に最適。
本キットは、 Raspberry Pi5 のハードとpythonにより、物体・人物を認識する。複雑な顔、手、ポーズのランドマークを高速処理し、アプリへの応用が容易にできる。また、Google開発の豊富なライブラリ等により開発期間を短縮できる。Medaipipe studio, Codepenのデモにより利用イメージを簡単に把握。All-in-one タイプで直ぐに開発に着手できる。
販売対象としては、▽物体・人物認識用AIをはじめて体験、開発・導入予定の企業、学校▽防犯・セキュリティの開発・導入予定の企業、学校▽不良品検知、ARの活用、開発、導入予定の企業、学校▽エッジデバイスで高速に画像処理を行いたい企業、学校――等を想定している。