広島県教科用図書販売は3月13日、千葉大学教育学部助教・八木澤史子氏による講演動画「情報端末を活用したこれからの学び」を公開した。同社サイトの「学びに向かう力を全力サポート!」ページで視聴できる。
近年、学校では1人1台端末が導入され、子供たちは情報端末を学習の道具として扱うようになっている。しかし、保護者の中には、実際に学校現場でどのように使っているのかを知る機会がなく、不安を感じる声も少なくない。本講演動画では、現在小中学校で行われている学びについて、保護者に知っておいてほしいことをわかりやすく解説している。
動画は3つのテーマで構成。(1)教材「事例で学ぶ Netモラル」とは――では、アニメーション教材の学習を通して、体験を積むことの大切さについて解説。(2)「情報モラル」が必要とされる背景――では、日本における情報端末の利用状況の実態を交えながら解説。(3)これからの学びに必要なこと――では、「情報活用能力」と「自己調整学習」という2つの観点から解説している。