文部科学省はこのほど、「学力向上のための基盤づくりに関する普及・促進事業」の成果報告書として「学力向上のための基盤づくり~その考え方と実践例~」を公開した。
同省では、2019年度から2022年度にかけて「学力向上のための基盤づくりに関する調査研究」を実施。学力向上のための基盤づくりに関する特徴的な取組と当該取組に係る学カデータの取得・分析し、子供の学習の基盤形成を通じた学力向上について研究を行い、環境整備、発達段階、家庭・補充学習、読解力や情報活用能力等資質能力育成の面から検証した。
今回公表された成果報告書は、4年間の本事業における成果や課題を集約し、その意義について専門的な分析を加え、各学校や教育委員会が参考としやすいように整理したもの。今後の学力向上に関する施策を考える際の基礎資料となる。