COMPASSは2月21日、提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena」と、学校図書が提供するデジタル教科書とのアプリケーション間の連携を行い、来年度より実証を開始すると発表した。
実証では、デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したAI型教材の連携による学習効果に関する検証や連携におけるメタデータのあり方などを検討する。
COMPASSは公教育における従来の学習環境をアップデートし、教科書やテスト、ドリルなどの教材をデジタル化し、シームレスに相互接続することにより、子供たちにとってより学びやすく、より個別最適に学べる「子供たちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」づくりに取り組んでいる。
「Qubena 教科書×AI」は、「子供たちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」構築の中でも、学校教育で主に使用される教科書とドリルであるQubenaのAI型教材を接続するCOMPASSの取り組みで、今回発表したデジタル教科書とQubeneのアプリケーション間の連携開発のほかに、これまでも、文部科学省検定済の教科書に準拠した問題である「Qubena 教科書×AI コンテンツ」をリリースしている。
デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したQubenaのAI型教材の双方をシームレスに相互接続することで、教科書とドリルを行き来しながら、子供たちにとってより学びやすく、より個別最適に学ぶことができる連携を行う。
デジタル教科書とQubenaのAI型教材の連携による学習効果について、実際の自治体・学校にて効果検証を実施する。
ほかのデジタル教科書や学習サービスとの相互の連携を見据えた汎用的なメタデータのあり方について検討する。