ビッグローブは、1月に実施した「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」の結果の一部を公表。調査結果からは、子供のインターネット利用に関して、利用時間や利用時間帯、利用内容などのルールを「決めていない」が6割強を占めていることが明らかとなった。
調査は1月23日~1月25日、全国の20代〜50代で子供(未就学児~高校生)がいる男女500人を対象に、インターネットを介しアンケート形式で実施した。
子供がタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて、それぞれの成長時期ごとに聞くと、中学生・高校生では「今の時代は当たり前だと思う」「やや当たり前だと思う」と回答した割合が8割、小学生では7割、未就学児でも5割となった。
子供のインターネット利用のルールについて決めているかについては、「利用時間に関するルール(タブレットやスマホを見る時間は1日〇時間までなど)」「利用時間帯に関するルール(夜〇時以降は使用禁止など)」「利用内容に関するルール(アクセスしても良いサイト・利用しても良いアプリを限定するなど)」いずれも「決めていない」と回答した人の方が多く6割強だった。
子供の1日あたりのスクリーンタイム(テレビ、ゲーム、スマートフォン、タブレット、PCなど画面を見たり端末を使用する時間)について聞いたところ、未就学児では「30分~60分未満」(29.6%)が最も多く、60分未満という割合は6割に。小学生でも「30分~60分未満」(23.4%)が最も多く、60分未満という割合は5割だった。
一方、中学生・高校生では、「120分以上」(40.6%)が最も多い結果に。中学生・高校生では、60分以上という割合は7割強にのぼった。
さらに、「子どものスクリーンタイムは適切だと思うか」との質問には、未就学児と小学生では「適切だと思う」と回答した人が多く、約6割に。中学生・高校生では「長いと思う」「適切だと思う」がほぼ半々となった。
小学生~高校生の子供がいる人に、勉強や習い事にタブレットを使用しているか(通信教育のタブレットコース、塾、勉強アプリ、オンラインの習い事など、一部スマホ利用も含む)を聞いたところ、「使用している」と回答した割合は、小学校低学年(1~3年)で60.2%、小学校高学年(4~6年)で66.4%、中学生・高校生で65.5%と、6割を超える結果となった。