東京都は2月1日、2024年度に実践する少子化対策の全体像を整理した「東京都の少子化対策 2024」を公表した。
全国の出生数が80万人を割り込むなど想定を超える速さで進んでいる少子化に対し、都が2024m年度に総力を挙げて取り組むアクションプラン。すべての子供の育ちを応援する018サポートや第2子の保育料無償化などこれまでも取り組んできた対策の強化・拡充に加えて、学校給食費の負担軽減や東京都立大学等の授業料実質無償化、デジタルを活用して便利で快適な子育てサービスを実現する「こどもDXの推進」などの新規施策を盛り込んでいる。
対策の実効性を高めるため、ニーズや課題を継続的に分析し施策に反映することや、統計的手法等を活用し長期的な視点に立った効果検証にも取り組む。